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8月, 2024の投稿を表示しています

きれいな人…?

 オバ記者野原広子さんが「 50過ぎたら元々きれいな人がきれいなんじゃない。きれいにしている人がきれいなんだ 」って言ってた。 「きれいにしてる」って身ぎれいにしろってことだと思ってたんだけど…姿勢も美しくないときれいに見えないなぁ。 姿勢をきれいにするには、まずは筋肉から。かもね。

ナオミとカナコ / 奥田英朗

奥田英朗さんの本って読んだことあったかなって確認したら「空中ブランコ」を友人に借りて読んだことあった。 ずいぶん毛色の違う本書いてたんだな。「空中ブランコ」も面白かったな。 「ナオミとカナコ」に出てくる中国人女社長、李が良かった。 中国人のようにDVがあったら周囲が犯罪顧みず思いっきりぶったたいてくれるのうらやましい。 私も暴力のある家庭に育ったから、逃げられない閉塞感から見たらその行動はものすごく輝いて見える。 父親の頭に向かって思いっきりバットをフルスイングできたらよかったのに。 「out(桐野夏生)」も「紙の月(角田光代)」も最後女たちが逃げ切れるの疾走感・爽快感があって気持ちいいんだよね。 大人になれてよかったな。自分で生活できるってすばらしい。 一緒にいる人を選べるって最高だ。 まだその力のない人たちには、いつか自分で生活できるようになるその日まで、生き抜いてほしい。ずいぶん生きるのが楽になるよ。

大ちゃんと長嶋一茂さんの共通点

テレビを見ていたら長嶋一茂さんが「俺、ぬいぐるみとか一度もかわいいと思ったことがないんだよね」と言っていて、驚いていたら、 大ちゃん「俺も」 え。びっくり。そんなことある? 大ちゃんは、生きているものしかかわいいと思ったことがないそう。 すごい。すごいぞ。そんな私とすごく違う人が隣に! なんか…びっくりです。

盲目的な恋と友情 / 辻村 深月

辻村さんの作品にしてはぬるいなぁと読み進める前半、みごとにぞっとさせられた後半。 期待を裏切らない内容でした! 読み進めていくにつれ、ちらちらと映像が浮かぶ。あれ?一度読んだんだっけ?映像化済み? などと気になるけど、映像化したようでもないし、最後のオチも覚えがない。 なんだろうな~。気になる。ドラマ化と化したのかな。

言葉を集める

私は引っかかった言葉を集めるのが好きで、集めては眺め、眺めてはその時の気持ちを反芻している。 それは純粋に言葉が好きなのだと思っていた。 しかしどちらかというと、未熟で表現できない自分の気持ちを集めているのかもしれない。 わたしよりもちょっとお先を歩んでいる人々が私の気持ちを形にし、少しだけ解決策のようなものを提示したりしなかったりして、この気持ちを否定せずに受け入れてもらうことを文字に求めている。のかもしれないな。 「否定せずに受け入れる」…か。「他者の文章で自己肯定を探している」かな。 傷ついているんだな、私。 知らず知らず踏ん張って、踏みとどまろうとしているのだな。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙 / ジョン クラシンスキー

音がないことって画面に集中させられる演出なんだなと気づく。 音がないから目で見るしかなくて、画面見ざるを得ない。 うまいなぁ。

告白 / 中島哲也

子持ちの知人が映画館に見に行って「最悪だった。せっかくの休みに見に行かなければよかった」と感想。 親の身でこの内容はついていけないよねと思いつつ「つまらない感想だな」と思っていた。 今日は初めてアマプラで見て内容はむなくそなんだけど、映像が良くて。 本の内容そのままに映像が上回るって感心。 役者さん、監督、良かったな~。

まだまだだなジェンダーレス

先日大ちゃんのスーツを新調しに行った時の話。 スーツとシャツを購入してお手入れ方法を説明してくれる。 「このスーツは洗濯機で洗えますので説明しますね」 「このシャツはアイロンしなくよいので楽になりますよ!」 なんで私(女)に説明するのよ。 購入者は大ちゃんです。私じゃない。手入れ方法も大ちゃんに説明してくれ。 まだまだだね。ジェンダレス★

peal パール / タイ・ウェスト

久しぶりに怖かった。 以前見た映画に舞台が似ているなぁと思ったら監督(タイ・ウェスト)・女優(ミア・ゴス)さんともに同じなのね。 以前見た映画は「X」。こちらの方がミアのビジュアル、メイク共に好きだったけど、内容はこちらの方が断然格上。 怖い怖い。 狂気と悲しみのこもった長尺の笑顔、すごすぎる。

そうだったそうだった。

頭に来ることが続いて、つい本気で当人に怒りをぶつけてしまい、 ぶつけたことで今度は自分で自分を責めてしまい、休日を楽しめないしずっと心に引っかかってしまう。 で、「自分を大切にしてくれる人を大切する(大切にしない人を大切にしない)」の言葉を思い出してもう気にするのは止めよう、と思っている。 蔑ろに扱ってくる人に心を配る必要はない。 そうだ。 向こうがぞんざいに扱ってくるのだから、こちらが丁寧に向き合う必要なんかないのだ。 もう、気にするのは止めよう。

エネプリン その後

両親ともに亡くなってしまい、用意した色々が宙ぶらりんになってしまった。 エネプリンも出番なく家に置いてある。 会社の同僚に老親がいる事が分かり貰ってもらうことにした。 そして「お供えに」とお返しに梨をもらった。 梨。心でお供えして、大ちゃんと二人でおいしくいただきます。 (実家誰もいないのでお供えできない) ありがとう。

夢のメモ

母が亡くなって初めて母が夢に出てきた。 ここ数日仕事が立て込んでいてよく眠れない日々が続いていた。 頭が空くとつい仕事のことを考えてしまうような日々。 普段母の夢は見ないし不思議だと思い書き留めておく。 ------------------------------- 姉妹で墓参りに行く。 御寺の門には読めないけど「大吉」と出ていてめずらしく、みんなで門の写真を撮っていた。 お坊さんが、こんなことは珍しいので今日階級を上げようかな?なんて話していた。 薄暗い室内に入るとお墓参りのはずなのにお葬式の様子。 母の遺体を姉妹順繰りに近寄って挨拶をしていく。 母の遺体は生前の母とは違い少し恐ろしい感じ。 (目の周りが青い?実際の納棺の時に顔が違って見えていた) 自分の番になって母の顔を覗き込むと急に生前の顔に戻り目を覚まし私の手を握ってくれる。 少し半身を起こして私の手を握り、「ありがとう」と言ってくれる。 驚いて周りを見渡すのだけど周りは静かに式を進行していく。 遺体の周りから少し離れて今度はテーブルを囲んでお茶をいただく。 気が付くと母がテーブルの上に正座をして座りにこにことしている。 自分の体がふわふわと上下し、慌てていると母はニコニコしながら手を振って消えた。 ------------------------------- 母の顔がなじみのある笑い顔だったこと 手を握ってくれたこと、ありがとうと言ってくれたこと、うれしかった。 自分の願望が夢に出たのかななどと思いつつ、大ちゃんにこの話をすると「お盆だから会いに来てくれたんじゃない?」とのこと。 そうであっても、そうでなくても、優しい言葉だなと思った。 そんな風に思った方が、うれしい気持ちが続くんだな。 ありがとう。大ちゃん。

傲慢と善良 / 辻村深月

他の多くの男性たちと同じ。鈍感で、だからこそ、とても優しい。 ジェンダーレス推進の時代だけど、やっぱり女性と男性は違う。 男性の鈍感さって腹立たしかったりするけどそれに救われることって結構ある。 ありがとう。気が付かないでいてくれて。 考えすぎの自分にはのんきな顔が魅力的だよ。