夢のメモ

母が亡くなって初めて母が夢に出てきた。

ここ数日仕事が立て込んでいてよく眠れない日々が続いていた。

頭が空くとつい仕事のことを考えてしまうような日々。

普段母の夢は見ないし不思議だと思い書き留めておく。

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姉妹で墓参りに行く。

御寺の門には読めないけど「大吉」と出ていてめずらしく、みんなで門の写真を撮っていた。

お坊さんが、こんなことは珍しいので今日階級を上げようかな?なんて話していた。

薄暗い室内に入るとお墓参りのはずなのにお葬式の様子。

母の遺体を姉妹順繰りに近寄って挨拶をしていく。

母の遺体は生前の母とは違い少し恐ろしい感じ。

(目の周りが青い?実際の納棺の時に顔が違って見えていた)

自分の番になって母の顔を覗き込むと急に生前の顔に戻り目を覚まし私の手を握ってくれる。

少し半身を起こして私の手を握り、「ありがとう」と言ってくれる。

驚いて周りを見渡すのだけど周りは静かに式を進行していく。

遺体の周りから少し離れて今度はテーブルを囲んでお茶をいただく。

気が付くと母がテーブルの上に正座をして座りにこにことしている。

自分の体がふわふわと上下し、慌てていると母はニコニコしながら手を振って消えた。

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母の顔がなじみのある笑い顔だったこと

手を握ってくれたこと、ありがとうと言ってくれたこと、うれしかった。

自分の願望が夢に出たのかななどと思いつつ、大ちゃんにこの話をすると「お盆だから会いに来てくれたんじゃない?」とのこと。

そうであっても、そうでなくても、優しい言葉だなと思った。

そんな風に思った方が、うれしい気持ちが続くんだな。

ありがとう。大ちゃん。

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