いつもの手のひら返し
ばけばけのモデルとなった人たちのストーリーを追っていると、
主人公トキの生みの親のセツは実際にも物乞いをしていたようだ。
士族は家禄を貰って生計をたてていたが政府は自身の財政が困難になると、家禄を先払いして以後は払うのをやめた。
今のリストラだね。
退職金上乗せしてさよなら。
姫として何もできないように育てられ、
士族制度が終わったら、仕事をしなさい?
怖いなぁ。その手のひら返し。
時代の変化に自身を合わせる事が出来ない人たちは、
急に手を離され、背中をけられて世間に放り出された。
世間からはいいように搾取され、蹴落とされる。
士族の物乞いは珍しいものではなかったようだ。
時代がそれなりに変わっても、案外人がやることは変わらない。
大なり小なり同じような事が繰り返されているんだなぁ。
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