名前も呼べない / 伊藤 朱里
うぅん。あまりはまらなかったな。
同じ本に収められていた「お気に召すまま」の方の感想を。
自分が親の影響を受けているなんて、当たり前だ。
その親が完璧でなくてもそれは当然だ。
私の親の、そのまた親が完璧でないこともまた、当たり前だろう。
というか、どこかに完璧な親なんているのだろうか。
私の母は父親が早くに亡くなったので、女手一つで育てられ、貧乏だったし幼いころに働きに出されて辛いこともたくさんあったようだ。
よく父親の墓に行って話しかけていたそう。
そのことを思うと苦しい気持ちになる。
そんな母が結婚し、子供を持ち、うまく接せなかった。それは母のせいなのか?
うまく育たなかった子のせいなのか?
自分の足で立てるようになったら、自分を慈しんで優しくしてやればいい。
自分を抱きしめてみんな生きてるよ。
っていう感想だった。
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