仕事場で勧められたので読んでみた。 普段啓発系の本はあまり読まないが、小説仕立てだったので読みやすかった。 以外にも話の展開も飽きることなく、主人公が問題を解決していく姿が気持ちよく読み進められた。 「チーズはどこへ消えた?」と同様に少しの新しいことと多くの既知情報を改めて提示することで展開されていく感じ。 既知情報は「既知」ではあるけど改めて文字にし他人からの言葉として読むことで改めて存在感を感じられる。 少しの新しいことは時々のスパイスとして先を読むことに刺激を与えてくれる。 にしてもこの誰かを撲殺できそうな厚さの本を読むのは勇気がいる。 20年以上前に日本語翻訳され多くの人に読まれたというけど、多くの猛者がいるのだな。。 私の仕事は全体と詳細をを同時に見るので一人で鵜の目鷹の目が必要となる。 そうすると自然に物語の前半のような着目・実装は行っていて実感として内容が理解できる。 しかし自分一人の範囲で終了しているので物語後半の複数の範囲を鷹の眼で見る、誰かと苦労を共にするのはどのように行うのかと、後半に興味が注がれた。 その興味は明確な回答が得られないまま終了してしまったけど、読み取れることとしては自分の手の内を明かして話をすることかな。相手を尊重して話をする。 自分の気持ちを話すことで頭の整理も行われる。これも重要ポイントだ。