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11月, 2024の投稿を表示しています

長いお別れ / 中島京子

中島さんの本は小さいお家→かたづの!→長いお別れの三冊目かな? 長いお別れは2度目の読了。 父母が亡くなって改めて認知症の父をめぐるお話を読みたくなった。 途中クスクスと笑える所ありで楽しく読めました。 認知症の夫を世話する妻の気持ちに「ええ、夫はわたしのことを忘れてしまいましたとも。で、それが何か?」とつぶやく箇所がある。 たとえ忘れてしまっても、夫は私を認識し頼り、求めている。それでいいのだと。 母も色々忘れていく父に同じように思ったかな。 夫の行動がいちいち父の行動とダブって見えて、作家の方はすごいなと思う。 中島さんも「長いお別れ」を経験されたのだろうか。

避難所

今年両親が亡くなって、時々過去の出来事を思い起こすことはあっても寂しさを感じることもなく過ごしてた。 ふと実家に行った時の母の笑顔なんかを思い起こし、「あぁ。私の存在を無条件に喜んでくれる存在はもういないのだな」と気が付いた。 あの場所はもうない。 行くと気持ちが疲れてしまっていたのになぁ。 それが今では避難所のように思い起こされる。なんて、不思議だ。

グレーとフリル

仕事関係で幕張メッセへ 近くの建物でアニメ?のイベントをやっているらしく、同じ系統の愛らしい女性たち。 海浜幕張駅までの道のりはまだらにできたスーツのグレーと愛らしい色のミックス。 女性たちの凶器になりそうな缶バッチバッグ、あれ重くないんすか。 意外とマッチョだったり…?などと楽しい想像をありがとう。眼福です。

電車の男性

 電車で隣に座った男性が船を漕ぎ始めた。 しばらくすると目を覚まし、手に持ったコーヒーをごくり。 隣の女性が、「寝てたね」と話しかけると「寝てないよ。休憩タイム」とにやり なんなの。 男ってうたた寝すると沽券に関わるの? 変な生き物。

流浪の月 / 凪良 ゆう

「わたしの美しい庭」が良かったので同じ作者さん。 映画化になったことを覚えている。(松坂桃李さん、文役似合そう。) 違う作者さんだけど「正欲」を思い出す。 傷つきながら手放せないかばんを持ちながら生きている。 辛い辛い。

私の中の固定概念

ヴェノムの最新作の監督:ケリー・マーセルさん 女性の監督だったんだ!という驚きとともに自分の中の固定概念、性差別、思い込みを知らされる。 こんなに自然に知らされる自分の中の固さ。怖いなぁ。

高校生の私とのズレ

高校時代の先輩・同級生・後輩と会う機会があった。 先輩からは「かわいい!」と嬌声を上げられ、後輩からは「憧れでした」と上目遣いで告げられ、同級生とはうまく会話がかみ合わない。 違和感しかない。 今の自分は「かわいい」も「憧れ」も無縁のただの不機嫌なおばさんだ。 高校時代の私の光が強すぎておばちゃん日カゲ者だよ。 誰だよそれ、今ここにいる私、見えてる?

わたしの美しい庭 / 凪良ゆう

個性的な小学生のお話だけで終わらなくてよかった。 ふふと笑う個所が何か所かあり、生きていくって大変だよねと共感するところあり。 優しいお話でした。 作者は映画化された「流浪の月」も書いていて、こちらも読んでみようかな。 きれいなおとぎ話は苦手なんだけど、それだけでもなさそう。

選んだ孤独はよい孤独 / 山内マリコ

題名が良いなぁと読み始め、 一話目の「 男子は街から出ない 」でくそつまらなくて萎え、 それでも暇つぶしに読み進めたら、めちゃ面白い! 社会に生息するダメ男図鑑のような、生体観察記のような? 山内マリコさん、初めて読んだけどほかの著作も楽しみ!

エリート

今日はいいお天気。 ショッピングモールをぶらぶら。 目に入る限り、体が欠損している人はいない。車いすの人もいない。松葉杖の人もいない。 自分が動けなくなるまで気が付かなかったけど、社会で働いている人たち、みんなエリート。 体が動けない人は死角に入っちゃって視界に入らない。 視界に入らないから気が付かない。「社会」の枠に入れる人って一握りの人たちでしかない。 自分が、ずいぶん明るい道を歩いていたんだなと気が付くよ。

ダンダダン / 龍幸伸 / 山代風我

ebookで立ち読みさせてもらって、アマプラでアニメ。 どっちも面白。 絵かわいい、スピード感最高、オカルト・幽霊、ちょっとトキメキありで、盛沢山。 楽しみ出来たな~♪

ハプニング / M. Night Shyamalan

原因不明で人々が自殺していってしまう物語。 原因も分からず隣にいた人が静かに自死してしまうって怖いよね。 どんな精神状態になっていたのかな。 私は根性ないのでそんな世界で気持ちを保っているられない。怖くて怖くてすぐ死にたくなりそう。 画面が古臭くて、表情の作り方もなんだかレトロ。 でも怖い。静かな怖さがあったよ。。

ネスカフェ ホイップタイム

蓋つきのタンブラーではなくて、カップで飲むのが楽しい。 苦み、甘味かしっかりしていておいしい。